『カンナビノイドの科学』 大麻の医療・福祉・産業への利用 | 佐藤 均 [監修] 日本臨床カンナビノイド学会 [編集]
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本書は、カンナビノイドへの関心を高め、日本での利用の実現をめざして発足した日本臨床カンナビノイド学会によって編まれました。
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大麻の医療・福祉・産業への利用
作品内容
カンナビノイドとは、大麻草に含まれる104種類の生理活性物質である。
本書では、カンナビノイドを、植物学、薬理学、医科学、海外事例、法制度、教育、社会経済的な影響など、さまざまな観点から考察し、海外ではすでに医薬品やハーブ(薬草)として使用されているこの物質の、老人退行性疾患・難病・精神疾患治療への有効性を解説する。
目次
はじめに──カンナビノイドの利用は「患者の権利」である
第1章 カンナビノイドの基礎
第2章 アサに含まれる植物性カンナビノイド
第3章 アサは太古からの薬草
第4章 人体にあるエンド・カンナビノイド・システム
第5章 驚くべき適応疾患の多様性
第6章 カンナビノイド医薬品の研究開発
第7章 カンナビノイドの安全性と副作用
第8章 カンナビノイドの利用
第9章 カンナビノイドと法律の壁
第10章 カンナビノイドと薬物教育
第11章 カンナビノイドで健康長寿社会へ
おわりに──日本臨床カンナビノイド学会へのお誘い
参考文献および参考情報
監修者・編集者
◇佐藤均(さとう・ひとし)
昭和大学薬学部教授 薬学博士・薬剤師
1959 年生まれ。
東京大学薬学系研究科(製剤学教室)修士課程修了後、金沢大学薬学部助手、富山医科薬科大学付属病院薬剤部助手、アメリカ国立衛生研究所(NIH)・癌研究所(NCI)奨励研究員、スイス・バーゼル研究所(Sandoz Pharma)客員研究員を経て、東京大学医学部助教授となる。
2000 年から昭和大学薬学部教授(臨床分子薬品学教室)。
◇日本臨床カンナビノイド学会(JCAC)(Japanese Clinical Association of Cannabinoids)
世界で注目され研究が進むカンナビノイドについて日本で研究を進めていくために、医療従事者を対象として、2015 年9 月に設立。
現行法上の制限があるため、CBD に関する臨床研究および機能性食品としての評価からスタートする。
今後は日本国内でのカンナビノイドの研究者および関心のある医療従事者と連携して、特区制度を利用した臨床研究を計画している。
カンナビノイドの普及および研究に関心のある医師、歯科医師、薬剤師、看護師、研究者など医療従事者の入会を受け付けている。
詳細情報
監修 : 佐藤均
編者 : 日本臨床カンナビノイド学会(JCAC)
出版社 : 築地書館
発売日 : 2015/10/12
単行本 : 215ページ
ISBN-10 : 4806715018
ISBN-13 : 978-4806715016
寸法 : 14.8 x 1.5 x 21 cm